塩化アルミニウム|皮膚科で処方される水溶液の効果と副作用は?

塩化アルミニウムは薬局で見かける制汗剤の成分

薬局やドラッグストアに行けば、いくつかの制汗剤が販売されていますが、制汗成分としてこれらに最も多く配合されているのが、塩化アルミニウムです。

 

また、手掌多汗症(手のひらの汗)で皮膚科を受診した場合に、水溶液の形で処方されるのも塩化アルミニウムですよね。

 

ということは、かなり制汗効果が認められている成分であると考えられます。

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とはいえ、ネットで調べてみると、副作用など心配な点が書かれていたりします。

 

いったい、この塩化アルミニウムは、他の制汗成分と比べてどのような特徴があるのでしょうか?
詳しく調べてみました。

 

塩化アルミニウムの効果と副作用

塩化アルミニウムは、汗の出口である汗腺に炎症を起こして閉塞させることで発汗を抑制する作用があります。

 

 

もちろん、その効果は一過性なので、繰り返し使用することが必要ですが、制汗成分としての効果は、他の制汗成分「フェノールスルホン酸亜鉛」や「クロルヒドロキシアルミニウム」に比べて塩化アルミニウムの方が高いといえます。

 

 

しかし、肌の一部を変質させて汗を抑えるだけに効果が高い反面、肌に刺激となる場合も多く、使っているうちに皮膚がかゆくかぶれたり赤くなったりする副作用が出ることがあります。
ゆえに、顔や脇といったデリケートな肌の部位には不向きな成分なのです。

 

また、中にはつけてすぐに違和感を感じる人もいらっしゃるので、肌に合う合わないがはっきりしている成分ともいえますね。

 

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しかし、もっと心配なのは、ネットなどで見かけるがんリスクの記述です。

 

塩化アルミニウムは乳癌の発症リスクを高める!?

実は、海外のサイトで「制汗剤の使用と乳がんのリスク」に関係性がみられるという記述がなされており、その原因物質としてアルミニウムが指摘されているのです。
塩化アルミニウムやクロルヒドロキシアルミニウムもその一つですね。

 

こうしたアルミニウムが含まれている制汗剤を脇に多用している人は、系譜毒としてアルミニウムが入選に蓄積されるため、全く使用していない人に比べて乳がんの発症率が高いというのです。

 

とはいえ、全く問題ないという説も同時にある為、確かな真偽のほどがわかりません。

 

 

いずれにしても、次の2つの観点から、塩化アルミニウム配合の制汗剤は、手汗・足汗の使用にとどめた方が無難であり、顔汗や脇汗のケア製品としてはあまり使わない方がいいということですね。

 

  • 汗腺を変質させて汗を抑える塩化アルミニウムは、肌への刺激となる可能性が高い
  • 脇の毛穴から成分が浸透し乳腺にアルミニウムが貯まることで乳がんの発症リスクが高くなる

 

塩化アルミニウム配合の制汗剤とは?

では、具体的に塩化アルミニウムが配合されている制汗剤にはどのようなものがあるのでしょうか?

 

市販品での一番人気は「オドレミン」

薬局やドラッグストアに置かれている市販品の中で一番人気が高いのは、「オドレミン」です。

 

 

肌が強めな方は、「かゆみもかぶれも起きずに汗が止まった」と高評価。
価格が安価なところも魅力かも知れませんね。

 

 

軽度の方におすすめなのは「焼きミョウバン」

硫酸アルミニウムカリウムを乾燥させた「焼きミョウバン」も制汗効果のある人気アイテムです。

 

 

が、こちらは効果がかなりマイルドですので、軽度の方などには最適なものの、汗が多めの人にとっては効果に物足りなさを感じるかも知れません。

 

 

手足・足汗への使用におすすめなのは「デトランスα」

塩化アルミニウム配合の効果の高い制汗剤としては、「デトランスα」がおすすめです。

 

 

この「デトランスα」は、寝る前にサッとひと塗りするだけで、10日間もサラサラが続くといわれる制汗剤です。

 

皮膚科でおすすめされることもある制汗剤ですので、品質は十分安心ですよ♪