顔汗 代謝|代謝が良いと汗をかくけど、顔汗をかくから代謝が良いとは限らない!

私たちは、たくさん汗をかいている人を見たとき、「代謝が良いから汗をかくんだ」と安易に思ってしまっていないでしょうか?

 

その為、どんな汗であれ、「汗をかくことは悪いことじゃない、むしろ良いことなんだ」と肯定し、状況をそのままにしていることが多々あるようです。

 

でも、それは本当なのでしょうか?
汗をかくのは代謝が良い証拠だと考えてよいのでしょうか?

 

女性

 

顔汗が多いのは代謝が良い証拠ではない!

汗と代謝の関係についてみたとき、確かに、代謝が良い人というのは、汗をよくかく傾向にあります。

 

なぜなら、代謝と呼ばれる呼吸や食べた物の消化、体温調節など、生命を維持するための活動には多くのエネルギーが必要であり、このエネルギー消費量が多い人のことを代謝が良い人と呼んでいるから。
そして、エネルギー消費には体温上昇がつきものだからです。

 

つまり、代謝の良い人は、体温上昇を抑えるために、汗の分泌がなされるから、自然と汗の量が多くなるわけですね(#^.^#)

 

女性

 

しかし、その逆はというと・・・そうとは言えません。

 

たとえば・・・

 

冷え性の人も汗をかく

代謝が悪いと血行不良が起こり、冷え性になってしまうものですが、実は冷え性の人も汗かきだったりします。

 

その仕組みは、

代謝機能の低下→血行不良とともに体内に水分が蓄積→体が冷えるため水分を放出しようと汗として分泌

 

冷え性なら汗を嗅かにだろうと思われがちですが、じっとりとした汗をかいてしまうものなんですね。

 

 

太っている人もたくさんの汗をかく

太っている人

また、代謝が悪いと脂肪が蓄積され太ってしまいますが、この蓄積された脂肪が断熱材となって体内に熱をこもりやすくさせてしまうため、体は体温を下げるために汗を分泌します。

 

イメージしやすいのは身体が太っている人が常に汗をかいている状況ですが、意外と見た目が細い人でも、皮下脂肪が多いとこの現象が起こりたくさんの汗をかいていることがあるのです(゚д゚)!

 

 

運動不足の人は顔汗をたくさんかく

女性

 

そして、他の部分はそうでもないのに、やたら顔汗が多いという人は、代謝が良いからではなく、運動不足などによって体の汗腺機能が低下しているために、顔の汗腺に集中して汗が出ていることが多いです。

 

 

体温調節のためにかくエクリン腺は、全身に300万個以上あるといわれていますが、普段汗をあまりかかない生活をしていると、脳から遠い手足の部分から機能している汗腺(能動汗腺)が閉じていってしまうため、脳から一番近い顔の汗腺に集中して汗が出るようになってしまうのです。

 

※このあたりの事情は顔汗 原因で詳しくご紹介していますので、併せてお読み頂けたらと思います。

 

 

病気を患っている場合も汗をよくかく

汗をかくことには健康なイメージが付きやすいですが、病気が原因で大量の汗をかいてしまう場合もあります。

 

それは、顔面にのみ異常なほど多くの汗をかく局所性多汗症の一つ「顔面多汗症」であるほか、以下のような疾患による場合とさまざまですね。

 

  • バゼドウ病などの甲状腺機能亢進症
  • 自律神経失調症
  • 糖尿病神経障害
  • ホットフラッシュなどの更年期障害

 

以上のような疾患が原因となって多汗となっている場合は、根本原因である病気を治療しなければ発汗は治まりませんので、ぜひ病院で適切な治療を受けるようにして下さいね。

 

 

このように、汗は代謝が良い証拠とはなり得ません。

 

つまり、代謝が良い人は汗をよくかきますが、汗の量が多いからといって代謝が良いとは言えないのです。

 

だから、健康な体を維持するためにも、この違いをしっかり見極めるようにしたいですね(#^.^#)